住民が命の危機にひんする地域で医療活動をする「国境なき医師団」の出張授業「世界といのちの教室」が、長崎市文教町の長崎大付属小(森内秀学校長、522人)であり、南スーダンなどでの活動経験がある産婦人科医の李理華(リリファ)さん(45)が「少しでも身近な問題として考えてもらえたら」と呼びかけた。
李さんは福岡県出身で、妊産婦死亡率の高いアフリカ地域に5回の派遣経験がある。授業は15日にあり、5、6年生の約170人が参加した。
李さんは生活に欠かせないものを尋ね、児童は「食べ物」「住む場所」「水」などと返答。それらを書いた紙を封筒に入れ、ぐしゃぐしゃに丸めて見せ「これらが突然奪われるのが戦争や災害」と説明した。
グループ討論では、それぞれに事情を抱えた2人の少年のどちらを救うか、医師の立場で考える難題に挑戦。李さんは「選択が正しかったのか考え続けることになるが、いつか打開策につながる」と話した。
6年の小濱賢央さん(12)は「将来の夢はまだはっきりしないけど、人を助ける仕事に就きたい」と話した。
引用元:
国境なき医師団の産婦人科医、長崎大付属小で出張授業「命を考えるきっかけに」(dmenuニュース)