伝染性紅斑、いわゆるリンゴ病が流行していて、4月27日までの1週間に全国の医療機関から報告された患者の数は1医療機関当たり1.3人と過去10年で最も多くなっています。厚生労働省は特に妊娠中の人は注意が必要だとして手洗いやマスクの着用といった感染対策を呼びかけています。

伝染性紅斑、いわゆるリンゴ病はかぜのような症状が出たあと、ほおなどに赤い発疹が出るのが特徴で、過去に感染したことがない妊婦の場合、流産や死産につながったり、胎児に異常が起きたりするおそれがあります。

国立健康危機管理研究機構によりますと、4月27日までの1週間に全国およそ2000の小児科定点から報告された伝染性紅斑の患者の数は、1医療機関当たり1.3人と、前の週を0.05人上回り、過去10年で最も多くなっています。

都道府県ごとに見ますと、栃木県が4.56人と最も多く、次いで群馬県が4.36人、山形県が3.54人、北海道が3.39人、福島県が3.14人などとなっています。

患者の増加を受けて、厚生労働省とこども家庭庁は、4月30日に都道府県などに対し伝染性紅斑について注意を呼びかける連絡を出しました。

厚生労働省は、妊娠中で多くの子どもと接する機会がある職業の人は特に注意が必要だとしたうえで、流産や胎児の異常を防ぐためにかぜのような症状がある人との接触をできるかぎり避け、手洗いやマスクの着用など基本的な感染対策を行うよう呼びかけています。

引用元:
リンゴ病 患者数 過去10年で最多に 妊婦は特に注意 感染対策を(NHK)