石川県は7日、能登半島地震で被害の大きかった奥能登地方4市町の保育士について、地震前に勤務していた206人の約3割が被災して市町外に避難するなどし、出勤できない状況になったと明らかにした。4市町で子供の受け入れを再開した保育施設は6割にとどまるが、保護者や子供が地元に戻って保育ニーズが高まるのに備え、県は他自治体から保育士を応援派遣してもらう態勢の構築を国に要望している。
県によると、出勤できなくなった保育士(2月20日時点)は、輪島市(91人)の半数程度、珠洲すず市(37人)の約3割、能登町(56人)の約2割、穴水町(22人)の約1割。
4市町の計23保育施設のうち再開したのは14施設(今月4日時点)。県は今後の保育ニーズに対応するため、被災した保育士の住まいの確保について市町と情報交換している。
一方、4市町の公立病院では、約420人いた看護師が地震後の離職や避難で、約380人(2月1日時点)まで減少。七尾市と志賀町を含めた6市町の高齢者施設の介護職員も約1500人(同20日時点)と、地震前から約200人減った。
県教育委員会によると、県立学校と公立小中学校の教職員のうち、避難所など自宅以外の場所からの出勤を余儀なくされた人は計150人(2月8日時点)に上った。
引用元:
奥能登4市町の保育士3割、避難などで出勤できず…病院の看護師や高齢者施設の介護職員も減少(読売新聞)