酒田市の日本海総合病院が令和7年度内をめどに不妊治療施設の設置を目指していることなどから、鶴岡市の医療機関が果たしてきた不妊治療の拠点の役割が将来は日本海総合病院の施設に集約されることになりました。

日本海総合病院は、人口減少が進む中、子どもを産み育てやすい環境を整えようと、令和7年度内をめどに不妊治療施設の設置を目指していて、鶴岡市にある庄内地方唯一の不妊治療専門クリニック「すこやかレディースクリニック」と連携して準備を進めています。

こうした中、「すこやかレディースクリニック」は庄内地方の拠点が複数になると人手不足が懸念されるほか、昨年度から体外受精などの不妊治療が保険適用の対象になり、事務手続きが複雑化したことなどから、日本海総合病院の施設が設置されたあとはその施設に不妊治療の拠点の役割を集約させることを決めました。

クリニックの看護師や体外受精を行う「胚培養士」などおよそ10人は日本海総合病院の職員になる見通しだということです。

集約後にクリニックは閉院する予定ですが、院長は鶴岡市内で婦人科の診療を続けることにしています。

「すこやかレディースクリニック」の斎藤憲康院長は「不妊治療を行うとなると『胚培養士』などで経験を積んだ人が必要になり、1か所にまとめたほうがよいのではないかと考えた。新しい施設で、市民のみなさんたちにいい医療を提供できるようにしていきたい」と話しています。


引用元:
鶴岡 医療機関の不妊治療拠点の役割 日本海総合病院に集約へ(NHK NEWS WEB)