不妊治療クリニックでつくる「日本生殖補助医療標準化機関(JISART)」は15日、姉妹や友人間、ボランティアによる卵子提供が平成19年から令和4年10月までに102件実施され、70人の子供が生まれたと公表した。東京都内のシンポジウムで明らかにした。

JISARTでは独自の基準を設け遺伝上の親の情報を得る「出自を知る権利」を保障。実施記録の80年間の保管と幼少期での子への告知を義務付けている。精子提供で生まれた5人の家庭を含めた別の調査では、6歳時点で50%、2歳時点で20%の親が卵子や精子の提供を受けて生まれたことを告知していた。告知した人全員が「良かった」と回答したという。

卵子や精子の提供は、海外渡航やインターネットを介した売買でのトラブルも目立つ。JISARTの金城清子倫理委員は「出自を知る権利が保障されない子供を生まないため、一日も早い法整備などでの歯止めが必要だ」と訴えた。

引用元:
卵子提供で70人誕生 6歳までに半数告知(iZa)