新宮市立医療センターは、今年度末で2人いる常勤の産婦人科医のうち、1人が退職予定で、残る1人だけでは安全な分べんが担保できないとして、来年3月以降、すべての分べんを休止すると発表しました。
3月以降に出産を予定している妊婦については、近隣の病院に移って出産してもらうことにしています。

新宮市立医療センターによりますと、産婦人科にはこれまで常勤の医師が3人いましたが、ことし3月に1人が退職し、来年3月には産婦人科部長の医師も退職する予定だということです。
病院は、和歌山県立医科大学や奈良県立医科大学に代わりの医師を派遣してもらえるよう交渉してきましたが、現時点で医師確保のめどが立っていないということです。
このため、常勤医師1人では分べんの安全性を担保できないとして、来年3月以降のすべての分べんを休止することを決めました。
病院によりますと、3月以降は57人が出産を予定していますが、近隣の病院に移って出産してもらえるよう調整を進めることにしているということです。
新宮市の田岡実千年 市長は「一刻も早くこの事態を回避すべく、産婦人科医の確保を最重要課題と位置づけ、全力で取り組んでいます」とコメントしています。

引用元:
新宮市立医療センター 来年3月以降すべての分べん休止へ (NHK.JP)