大阪の産婦人科医で作るグループは、妊娠中の女性が新型コロナに感染した場合、妊娠後期では比較的重症化しやすいと考えられるなどとする調査結果をまとめました。
さらに詳しい調査が必要だとする一方、「医療のひっ迫で妊婦も的確な治療を受けられないおそれがあり、感染しないための行動を徹底してほしい」と訴えています。
大阪産婦人科医会のグループは、去年3月から先月末までに、新型コロナに感染した妊娠中やお産後6週以内の女性の診察にあたった、府内38の病院を対象にアンケート調査を行い、結果を公表しました。
それによりますと、期間中に新型コロナに感染した妊婦は168人で、感染率は一般の人の3分の1と、比較的、低かったということです。
死亡した人はいませんでしたが、168人のうち5人は重症化し、人工呼吸器やECMOを装着したということです。
グループは、今回は調査の母数が少なく、さらに詳しく調べる必要があるとしていますが、結果から、妊娠後期での感染は比較的重症化しやすいと考えられると指摘しています。
グループの代表で大阪母子医療センターの光田信明副院長は、「医療のひっ迫で、妊婦も適切な治療が受けられなくなるおそれがある。妊婦や周りの人は、感染しないための行動をいっそう徹底してほしい」と話していました。
引用元:
新型コロナ 妊娠後期は比較的重症化か 大阪 産婦人科医調査(NHK)