京都水族館(京都市下京区)は18日、飼育するハンドウイルカ(バンドウイルカ)の雌「キア」(11歳)が初めて妊娠し、8月初旬に出産を迎えると発表した。同館はキアを含めて雌2頭、雄3頭のハンドウイルカを飼育しているが、妊娠・出産は2012年3月の開業以来初めて。

 ハンドウイルカは日本近海をはじめ、北極と南極を除く世界中の海に生息し、妊娠期間は12カ月。キアは妊娠7カ月目に入っている。性成熟を迎え、繁殖計画を立てようとしていた20年11月、体調管理のため定期的に実施している血液検査で妊娠が分かり、超音波検査で赤ちゃんを確認した。



たときの超音波画像。黄色い円内に赤ちゃんが確認された(京都水族館提供)
 赤ちゃんイルカは誕生後、小さな体で泳ぎながら母親のおっぱいを飲まなければならないことなどから生育が難しく、人工哺乳が必要になる場合もある。同館は、繁殖実績のある水族館などから協力を得て、出産に臨むという。

 赤ちゃんイルカの安全のため、5頭を飼育するプールの水位を低くする必要などがあり、イルカパフォーマンスは6月末でいったん中止する予定。同館は「元気な赤ちゃんの誕生に向け、ご声援をよろしくお願いします」としている。【南陽子】

引用元:
京都水族館のハンドウイルカが妊娠 開業以来初めて 8月出産へ(毎日新聞)