【ワシントン共同】人の皮膚の細胞や人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使い、胎児に発育する前の段階である「胚盤胞」に似た細胞の塊を作製したと、米国とオーストラリアの二つのチームが17日付の英科学誌ネイチャーに発表した。生殖医療に役立つ可能性がある一方、技術が進展すれば卵子と精子の受精を経ずに人のクローンを誕生させることにつながりかねず、生命倫理面で課題もありそうだ。
 胚盤胞は受精卵が成長して子宮に着床する寸前になった細胞の塊。マウスでは似た物が作られていたが、人では初めて。今回作製されたのは胚盤胞とは異なる細胞を含んでおり、子宮に着床させる計画はないとする。

引用元:
胎児発育前に似た細胞を作製 米豪、人クローンへ倫理面に課題(東京新聞)