岩手県立釜石病院(釜石市)で10月から、産婦人科の分娩(ぶんべん)業務が休止される。医師の長時間労働を緩和するため。10月以降も産婦人科の外来は続け、産前・産後健診を行う。

 県医師支援推進室によると、釜石病院の産婦人科は2007年から常勤医がおらず、県立大船渡病院(大船渡市)にいる産科医のうち、1人ずつ1週間交代で釜石病院に派遣されていた。ただ、1人態勢のために夜間のお産に対応した翌日も外来診療せねばならず、医師の負担となっていた。新生児を診療する小児科の常勤医が10月に2人から1人となり、母子の安全を確保するのが難しくなったことも影響した。

 19年度、釜石病院で行われたお産は105件。正常分娩のみの対応とし、リスクを伴う出産は大船渡病院など、ほかの病院に紹介していた。(御船紗子)

引用元:
県立釜石病院、お産休止へ 10月、医師の負担軽減理由(朝日新聞)