妊娠中に遭遇する様々なトラブル。今回の相談者は妊娠14週目の妊婦さんです。卵巣の腫れと、食後毎回の下痢があるとのことです。卵巣の腫れと下痢は関係があるのか、毎回の下痢は危険な事なのか相談がありました。専門家はどのように答えているでしょうか?
30代女性からの相談:「妊娠初期の下痢。卵巣の腫れと関係は?毎回の下痢は危険なの?」
『2人目妊娠中なのですが、11週目の健診の時に卵巣が少し腫れていると言われ、すぐに引いていく事もあるので様子を見てと言われました。妊娠が分かったあたりから毎回ご飯を食べた後少ししてから腹痛で下痢になります。1人目の時は何もなく卵巣も腫れていると言われた事もなかったのですが、毎回下痢になってしまうのは卵巣が腫れているのと関係があるのでしょうか?また、関係がないとしても、毎回下痢になってしまうのは危険な事でしょうか?(30代・女性)』
下痢だけなら心配なし。脱水症状には注意が必要。
下痢だけなら心配はなく、頻回の下痢ならば脱水症状を起こさないように水分を摂った方がいいとのこと。他の症状が伴う場合は感染性胃腸炎の可能性もあるので治療の必要もあるとアドバイスをいただきました。
『 妊娠するとホルモンバランスの変化や自律神経の乱れなどで、便秘や下痢を起こし易くなります。下痢だけなら過剰な心配は必要ありません。吐き気・腹痛・発熱を伴う時は、感染性胃腸炎の可能性があるので早めの治療が必要です。下痢で流産や早産を引き起こす事はないと言われていますが、頻回の下痢はママが脱水症状を起こす事があるので、水分は多めにとるようにして下さい。食事は温かいものをゆっくり食べるようにして下さい。(看護師)』
ホルモンの影響で卵巣の腫れも下痢も起こり易くなります。
卵巣の腫れには、妊娠に伴って分泌量の増えるホルモンが関係していて、このホルモンの影響で下痢も起こり易くなるので、卵巣の腫れと下痢は関係があるとのこと。
『卵巣が腫れる原因は、妊娠に伴い分泌量の増えるホルモンのヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)です。hCGは排卵後、卵巣に作られた「黄体」を刺激してその機能を維持させる役割があります。胎盤が形成されるまでは、この「黄体」の機能が維持されなくてはなりません。そのため、このhCGによる卵巣への刺激によって卵巣が腫れてしまいます。また、このようなホルモンが急激に増えることにより自律神経が乱れ、下痢が起こり易くなります。(看護師)』
hCGは妊娠8〜10週がピーク。 それ以降は治まってくるはず。
『卵巣の腫れは、妊娠初期によくみられます。それは卵巣の腫れを引き起こすホルモンのhCGが妊娠初期から増加するためです。hGCは妊娠8〜10週をピークにその後著減することがわかっていますので、現在妊娠14週であるならばそろそろ卵巣の腫れや下痢は治まってくるはずです。(看護師)』
下痢で早産や流産を引き起こす心配はないとのことで安心しましたね。下痢が続く時は水分をしっかり摂って脱水症状にならないように気を付けましょう。
引用元:
妊娠初期の卵巣の腫れと下痢の関係は?下痢は危険?(ニコニコニュース)