取材協力/宮川クリニック


春から夏にかけて流行する、おたふくかぜ。軽い病気と思われがちだが、実は様々な合併症を引き起こすこともあり、注意が必要だ。宮川クリニックの久保田医師に予防、治療について話を聞いた。

 おたふくかぜは耳の下にある耳下腺(じかせん)が腫れ、発熱や頭痛を伴う病気で「ムンプウイルス」の感染症だ。感染力が強く、登園・登校停止感染症に指定されている。

怖い合併症

 おたふくかぜが引き起こす合併症としては髄膜炎や脳炎が最多(10人から100人に1人)。難聴も1000人に1人発症し、高度の難聴になることがある。日本耳鼻咽喉科学会によれば、2年間で少なくとも348人がムンプス難聴となり、内300人近くに何らかの後遺症が残ったという。思春期以降にかかると、男児では精巣炎、女児では卵巣炎を合併することがある(5%〜30%)。妊婦感染すると流産のリスクがある。

ワクチンで予防を!

 治療としては抗生物質が効かないため、対症療法となる。ワクチンを接種することで、かかっても軽症ですんだり、合併症のリスクを下げることが出来る。1回では効果が不十分なため、2回接種が推奨される。

 「自分がかからないために、他人にうつさないためにワクチン接種による予防が大切です」


宮川クリニック


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http://miyakawa-clinic.jp/index.html


引用元:
実は怖いおたふくかぜ (タウンニュース)