「子宮」は女性にとって大切な臓器だということは分かっているものの、改めて考えてみるとなかなか役割が分かりにくいう声を耳にします。

今回は医学博士である筆者が、子宮そのものについて見ていきたいと思います。




【INDEX】
▼子宮の仕組みってどうなってるの?
▼子宮の大きさ・重さはどのくらい?
▼出産までの子宮の仕組み

▼子宮の仕組みってどうなってるの?


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子宮は骨盤のほぼ中央に存在する器官で、一般的に洋ナシのような形をしていると表現されます。

子宮全体のうち、上部の2/3は“子宮体部”と呼ばれる卵巣につながる広い空間と、下部1/3は“子宮頸部”という膣と繋がっている部分でできています(※1)。








子宮の内部は“子宮内膜”と言う膜に覆われています。

いわゆる“生理”は、月経周期に伴って古くなった子宮内膜が剥がれ、また月経周期に従って子宮内膜が厚くなることです(※2)。

この子宮内膜の厚さは、0.5mm〜7mmまでと実に10倍以上も厚さが変化します(※3)。

ある程度の厚さになることで、受精卵が着床できるようになり、そこで胎盤が形成、胎児に栄養を送るようになります(※3)。

だからこそ、“月経周期が一定である”ということは、この子宮内膜が正常に働いているともいえるのです。



▼子宮の大きさ・重さはどのくらい?

子宮の形は前述したように洋ナシのような形をしています。普段は全長は約7cm、重さは60〜70gと実は非常に小さいです(※1)。

また子宮頸部の一部分は長さが通常1cmにも満たないのですが、妊娠末期となると約10cmにも伸びてきます(※1)。

このような中で胎児が育ってきますので、“人間の神秘”とも考えることが出来ますね。



▼出産までの子宮の仕組み
妊娠の維持や出産が出来る秘密は、ずばり“ホルモン”が関係してきます。

妊娠中には当然月経は来ません。この時に関わっているホルモンが女性ホルモンの一種である「プロゲステロン」です。

この「プロゲステロン」によって子宮筋が収縮しないように妊娠維持を行ってくれているのです(※4)。

子宮筋が収縮してしまうと、大きく育とうとしている胎児が圧迫されてしまい、成長できなくなります。これが一般的に言う“流産”となります。

出産した後は、「オキシトシン」と言うホルモンが子宮に作用し、子宮を元の状態に戻して再び妊娠できるようにしてくれます。

しかし、妊娠中にこのオキシトシンが強く作用してしまうと早産の原因にもなってしまうことがあります。

体調管理には気を付けて、なにか異変を感じたら医師の指示に従うように心がけてくださいね。


引用元:
きちんと理解したい「子宮」…大きさ・重さ・産前産後の変化とは(It Mama)