0~1歳の乳幼児が大人用ベッドから転落する事故が多発しているとして、消費者庁は8日、注意を呼びかけた。同庁によると、2010年12月から17年6月末までの間に医療機関(現在は23機関)から事故情報が計564件寄せられ、死亡事故も1件あった。

 死亡例は、親が大人用ベッドに0歳児を寝かせたところ、目を離した間に壁とベッドの隙間に転落し、窒息していた。頭蓋骨骨折などの重傷を負った事故も19件あった。

 0~1歳児は重心が頭部近くにあるため、頭から転落しやすく大事故につながりやすいという。2歳児の事故は34件と0~1歳児に比べて大幅に少なかった。

 同庁は、満2歳になるまでは柵のついたベビーベッドに寝かせる▽寝かしつけに大人用ベッドを使う際は子供を一人にしない▽寝室内に乳幼児の頭が挟まるような隙間をつくらない――ことなどを促している。

 日本小児科学会の竹井寛和医師(小児救急)は、「寝返りなどが急にできるようになって事故につながることもある。子供の発達段階を理解することが事故防止につながる」としている。


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「赤ちゃんはベビーベッドに」事故多発で消費者庁 (日本経済新聞·)