スマートフォンの育児記録アプリで集めた膨大な赤ちゃんの情報を分析し、成長や生活習慣の実態を解き明かす研究を国立成育医療研究センター(東京)などが始めた。「ミルクで育てると排便回数が少ない」など生活実態をデータで明らかにし、父母の不安解消や病気の早期発見につなげる。分析結果は今秋にも公表される予定だ。


 同センター研究所の鳴海覚志室長(小児内分泌学)らが、民間企業が既存のアプリで蓄積したデータを活用して分析する。このアプリは、父母らが赤ちゃんの身長、授乳や睡眠の時間といった育児記録を入力するもので、これまでに十数万人分、1億件以上のデータが集まっている。それらのデータを使い、季節ごとの身長の伸び、授乳の頻度と睡眠の関係などを調べる。

 試験的に生後1か月の赤ちゃん約2000人分で1日の排便回数を調べたところ、栄養を主にミルクでとる子はほぼ3回以内だが、母乳だけの子は0〜7回と個人差が大きく、栄養のとり方で排便の傾向が異なる様子がみられた。


引用元:
ミルクで育つと排便少ない?...赤ちゃんの生活データ十数万人分・1億件を分析〔Medical Tribune〕