明けましておめでとうございます。年末年始はいかがお過ごしでしたか? 私は毎年ホームシックになりますが、何とか乗り切りました……。皆さんにとって、健康で穏やかに過ごせる1年でありますよう願っています。

 さて、今、フランスではインフルエンザが猛威をふるっています。南仏に住む義両親は、私たちと一緒にクリスマスをパリで過ごす予定でした。が、義母がインフルエンザに罹(かか)ってしまったため孫にも会えず、とても残念がっていました。

 毎冬、日本ではインフルエンザの報道が頻繁にされ、ワクチンの接種を推奨している印象があります。街中にはマスクをして予防する人たちも増えますよね。フランスでも特に今冬は、12月の時点で相当数の感染者が出たため、ワクチンの接種を呼びかけていました。パリの街中にはマスクをしている人がほとんどいなかったので、そんなに流行(はや)っているのかと思ってしまうほどですが、相当強力なインフルエンザのようです。

 希望すれば誰でも接種できるものですが、日本とは多少異なるところがあります。インフルエンザのワクチンに限らず、子どもたちが受ける予防接種も含め、薬局で自ら購入するのです。例外があるかもしれませんが、接種当日まで薬は自宅の冷蔵庫で保管します。接種当日に購入するのが良いのでしょうが、その時に在庫がなかったりすると慌てることになるので、私は早めに対応しておきます。

 予防接種は医師から処方箋(せん)を受け取り、薬を購入し、次回の予約の際に接種します。ただし、インフルエンザのワクチンは処方箋が必要なく、薬局で購入し、かかりつけの医師または看護婦さんに注射をしてもらいます。ちなみにワクチンは6.1ユーロ(約747円)くらいです。

 我が家では次女がこの1月に予防接種を受けるので、先日、処方箋を持って薬局に向かいました。現在、冷蔵庫に保管していますが、今回はジフテリア、破傷風、ポリオ、百日咳(ぜき)、ヘモフィルス-インフルエンザb型菌の5種混合です。毎年学年の初めに予防接種の履歴を学校に提出し、林間学校、課外キャンプなどに参加する時にも、細かく履歴を記入するため、いつも辞書と格闘しています。

 3人の子どもたちの予防接種の履歴を見て、こんなに多くの予防接種を受けてきたのかと思いながら、医学の進歩に感謝・期待をし、日々の生活の中で家族の健康も支えていきたいです。


引用元:
フランスでは予防接種のワクチンを薬局で自ら購入(朝日新聞)