10月11月は多くの赤ちゃん育児中のママやプレママにとってドキドキハラハラ、胃が痛くなる時期です。保育園の申し込みがスタートして、今後の生活が決まる重要な時だからです。

833人の既婚女性に「保活経験の有無」を聞いたところ、「ある」、「現在保活中」と答えた人が36.3%、「これから保活予定」が29.7%でした。既婚女性の3人に2人は、保活経験がある、もしくはこれから予定しているということです。

ゼロにならない待機児童、保育園や保育士の不足など、保育園にまつわる話題は相変わらず事欠きません。最新の保活事情を探ってみました。

保活は妊娠中から......いえ、妊娠前から!

まず、保活を始めた時期を聞いてみると、最も多かったのが「産後5〜6か月頃」(14.9%)でした。次に、「妊娠9〜10ヶ月頃(14.2%)」、「妊娠7〜8ヶ月頃(13.6%)」と続きます。

妊娠中、産後〜1歳までで区切ると、妊娠中から保活を始めた人は40.4%、産後〜子どもが1歳までが45.3%と、産後から保活をスタートした人のほうがやや多い結果です。

記者の友人は、保育園のために妊娠する時期まで調整していました。待機児童問題が深刻な地域では、早生まれの子だと4月入園は無理で、4月入園できないとその年度の入園は実質不可能だからです。そう考えると、「保活」は妊娠前のいわゆる「妊活」とともに始まっているのです。

認可入園へ、点数稼ぎの熾烈な戦い

では、具体的にどんな行動を起こしているかというと、「役所への問い合わせ」が80.1%でトップに。また、保育施設へ直接足を運んでいる人も70.2%と、高い割合となりました。

「ネットで情報集め」は3番目に多い項目に入ったものの、数字をみると63.9%。意外と少ない印象です。保活に関しては、情報を得るだけではなく、役所に問い合わせたり、保育園へ見学に行ったりするなどの能動的なアクションを起こしている女性が多いことがわかりました。

そのほかでは、「子育て支援センターで相談している」、「保活のセミナーに参加して情報を集めている」、「民間の託児所に預け、点数を稼いでいる」、「一時保育を利用している」など、すでになんらかの保育施設に子どもを預け、認可保育園に入るための点数クリアを目指している人もいました。

点数を稼ぐために、苦肉の策として一時的に離婚する夫婦もいます。ひとり親だとポイントが加算されるからです。

「何もそこまで......」と思う人もいるかもしれませんが、フルタイムの共稼ぎでも保育園に入れず仕事を辞めざるを得ない人も多いのが現状。そこまでしないと生活に関わってしまう家族もたくさんいるのです。

気になる保育料は......

すでになんらかの保育施設に子どもを預けている先輩ママに、どんな施設を利用しているか聞いてみました。

すると、トップは「公立認可保育園」で30.2%でした。それは裏を返せば公立認可保育園には30%しか入れない、と言うことです。2位は「私立認可保育園」が28.9%と僅差で続き、民間が運営する「認可外保育園」を利用している人は8.7%です。

それでは気になる保育料は――?「2〜3万円(23.4%)」が最も多く、次が「5〜7万円(14.8%)」、「1万円未満(13.9%)」「1〜2万円(13.9%)」との結果になりました。

民間の施設に預けている家庭では、ほとんどが5万円以上の保育料を払っていることがわかりました。結構な出費ですが、「英語や食育などの幼児教育を受けられる」、「駅から近くて便利。残業があっても遅くまで預かってくれる」、「おむつの持ち帰りがない」など充実したサービスには満足しているという声もあります。

最後に、保育施設に子どもを預けている先輩ママからのアドバイスを聞いてみましょう。

・子どもが産まれてからの保活は大変だったので、妊娠中にできるだけ情報を集め、たくさんの保育施設を見学したほうがいい。
・役所には電話だけでなく、直接出向いたほうが良い情報をもらえる。
・認証・無認可でもよい施設はたくさんあるので、認可だけにしぼらず幅広い選択肢をもつのがおすすめ。

保育園のほかにも、保育園と幼稚園両方の機能を持つ「認定こども園」、少人数で保育を行う「小規模保育(地域型保育)」、「家庭的保育(保育ママ)」など、さまざまなタイプの保育施設があります。色々見たり聞いたりして、自分たちの生活や方針に合った、納得のいく施設と巡り合えるといいですね!

調査は「ほけんの時間」が2016年9月15日〜26日、20代以上の既婚女性833人を対象にインターネットで。


引用元:
認可保育園に入れるのはたった3割! 生まれてからでは遅い、最新「保活」事情 東京バーゲンマニア