◆山梨赤十字病院、都留市が覚書

 山梨赤十字病院(富士河口湖町)と都留市は23日、同市消防本部管内(都留市、道志村)の妊婦が緊急の出産などで救急車を要請した際、必要に応じて同病院の産婦人科医が救急車に同乗する対応を取る覚書を締結した。同病院は昨年から、富士五湖消防本部管内(富士吉田市、西桂町、忍野村、山中湖村、富士河口湖町、鳴沢村)でも同様の対応を始めているという。

 同病院などによると、妊婦は自宅など病院外で出産すると、新生児が低体温になるなど、母子が命に関わる危険な状態になるおそれがある。このため、妊婦が病院に到着する前に適切に処置をする必要があり、医師を現場に向かわせる措置を取ることにした。都留市消防本部が妊婦から救急要請を受けた際、同病院が医師が必要かどうか判断し、同消防本部の救急車で医師を妊婦の待つ現場に運ぶという。この日、同病院で行われた調印式には、今野述院長や同市の堀内富久市長のほか、県内の産科医療体制作りに取り組む山梨大・平田修司教授が出席。堀内市長は「市内の妊婦が安心して出産できる環境作りが前進した」と強調。平田教授は「こうした取り組みを県内のほかの地域にも広げていきたい」と話した。



引用元:
妊婦の救急車要請 医師同乗し対応へ(読売新聞)