前回に引き続き、子どもを預けて働く親が大規模災害に備えてやっておくべきことをご紹介します。今回は、保育園に通わせていても意外と意識していない対策ポイントについてです。
保育園にいられなくなった場合の避難場所を確認
災害発生時、保育園ではまず園内での安全確保につとめますが、津波などで園外への避難が必要になったときの避難場所もあらかじめ定めています。
園外の避難場所がどこなのかは入園時に配布される資料に記載されていたり、園内に貼り出してあったりするとは思うのですが、案外それらに目を通していない方は多いように思います。どこに書かれているか分からなければ必ず園に確認をして、一度は現地に行っておきましょう。
近隣の学校や公園を避難場所に指定している所が多いので、「だいたいあの辺だな」と分かったつもりで終わってしまうことにも注意! いざという時に現地に到着できなければ意味がありませんので、ぜひ次の休日にでも、お散歩がてらお子さんと下見に行ってみてはいかがでしょうか。
園内・クラス内の連絡ルートを作っておく
保育園側で緊急連絡網を作っているところがほとんどだと思いますが、決められた順番に電話をかけていく伝統的なスタイルの連絡網がまだまだ一般的ではないでしょうか。災害時の備えとしては、それ以外にクラスの保護者のメーリングリストやLINEグループなどを作っておくことをお勧めします。
普段お迎えに行っても他の保護者とはあいさつ程度のコミュニケーションしかしないという方も多いと思います。しかし、クラス内の情報共有ツールがあると本当に便利です。「全員が賛同してくれるかしら? 」「迷惑だと思われないかな? 」など考え出すと、最初に言い出すのは不安かも知れませんが、子どもの安全を守りたいという気持ちはどのご家庭でも共通であるはず。比較的話しやすい数名に声をかけるところからスタートすると案外すんなり話がまとまることもあるので、まずはきっかけ作りから始めてみてはいかがでしょうか。
引用元:
親になって「働く」と向きあう