熊本地震の避難生活でエコノミー症候群によって亡くなる事例が発生…
2016年4月14日に、熊本県を中心に襲った、震度7の大地震。現在でも避難生活を強いられ、苦しんでいる方達がたくさんいます。
そのなかで、直接的な震災ではなく、エコノミークラス症候群(静脈血栓塞栓症・ロングフライト血栓症)を発症し、亡くなってしまうという事件が発生しました。
メディアでもエコノミークラス症候群の危険性について警鐘をならしていますが、赤ちゃんは発症しないのでしょうか?そう疑問に思う方は、少なくないようです。
奈緒@dearasta4
赤ちゃんって寝返りうたないけどエコノミー症候群とか床ずれとかにならないの?
2015-12-16
かたおか@shelivesdrum
ベビーカー乗ってる赤ちゃんってエコノミークラス症候群にならんのかな
2013-02-02
発症したら怖いエコノミークラス症候群で、実は特に気をつけなければならないのは妊婦や帝王切開を行ったママたち。
赤ちゃんや子供、そしてママがどのように気をつければいいか調べてみました。
若いからといっても危険。発症しやすい"妊娠中と産後"
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エコノミークラス症候群は、長時間同じ体勢でいることで、血流が悪化し、血栓ができて血流を止めてしまうことで起きます。
車などの狭い空間では、あまり動かすことのない足首の辺りで血栓ができやすいと言われます。そして血栓が血管を流れ、身体の各部所で血流をせき止めると、心筋梗塞や肺梗塞などの命に関わる病気を引き起こします。
痺れ、むくみ…気をつけたい"症状"
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血栓ができた場所によって、症状は異なります。具体的な症状は以下です。
・痺れ
・皮膚色の変色・炎症
・浮腫
・呼吸困難
・胸の強い痛み
このような症状があれば、エコノミークラス症候群になっている可能性があります。しかし、無症状なのに突然死してしまう場合もあるので、予防が欠かせない病気です。
血栓が心臓付近の血流を止めると、心肺停止になり、死に至ります。
治療法
血栓があるかどうかは、エコーなどで調べます。
そして発症した場合、すみやかに血栓を溶かす薬を投与する必要があります。
妊娠中・出産後のママたちは特に発症しやすい
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エコノミークラス症候群になりやすいのは高齢者ですが、若い年齢でもリスクが高いのは妊娠中、出産直後のママたち。
また、経口避妊薬などのホルモン療法を行っている方も危険が高まります。
帝王切開後は特に警戒
特に、エコノミークラス症候群発症リスクの高い分娩は、帝王切開です。多くの出血が予想されるため、通常の分娩よりも、出産後に血栓ができる可能性が高い傾向にあります。
分娩後に初めて身体を起こす時や、ベッドから降りて歩く時に症状がある場合は、すぐに医師に伝えるようにしましょう。
エコノミークラス症候群の予防法
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血栓ができるのを防ぐためには、以下の3つの方法で血流を促進させると効果的です。
1.着圧ストッキングを使用する
足を圧迫して血行をよくする着圧ストッキングが効果的です。
日本循環器学会や日本静脈学会などは、3000足分の医療用着圧ストッキングを熊本の各避難所に配布することを発表しています。
また、きつい靴下やスキニージーンズなどは血行を悪くするため、避けた方がよいとされています。ゆったりとした体を締めつけない服装がよいようです。
2.マッサージを行う(足首やふくらはぎ等)
画像:www3.nhk.or.jp.
足を動かすことも大切です。
厚生労働省では、ふくらはぎをマッサージしたり、足の指でグーとパーを繰り返す運動を1時間に1回行うことをすすめています。
就寝時は足を心臓よりも高くして眠ることで、血行を促進できます。
また、散歩や体操も血の巡りをよくし、ストレス発散、気分転換になるので、避難生活中も行った方がよさそう。
なかには、既に体操を行っている避難所もあるようです。
馬場知恵@tomo_moke2
エコノミー症候群予防の為、避難先では今朝、みんなでラジオ体操。 ラジオ体操でもユーモアの連続! 先生が「◯◯君(子供)の夢は何ですか?」と、一人一人に聞いて、希望を持たせる発言をしながらの体操😊 たまに、大人にも「昔、小学生だった◯◯さん!」とか声を掛けてやりました。
2016-04-20
様々な年齢の方々集う避難所でのこのような体操は、素敵なアイディアですね。
3.水分を十分にとる(利尿作用のある飲料は避ける)
水分が不足すると血液がドロドロになり、固まりやすくなるため、水をこまめに飲むことも大切です。
避難されている方は「近くにトイレがない」「水が足りない」などさまざまな事情があるかと思いますが、理想は1日1リットル前後だといわれています。
また利尿作用のあるアルコールやコーヒーは、血液中の水分を減らしてしまうため控えましょう。
赤ちゃんってエコノミークラス症候群にならないの?
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血栓は、コレステロールの高い食事習慣やストレスによってドロドロになった血液で発症しやすくなります。
赤ちゃんは体積が小さいため、血栓の出来にくさという観点からは、大人より心配はないようです。
子供は実は大人より水分が必要
血流は大人より心配のいらない赤ちゃんや子供達ですが、水分を摂取する量は、大人よりずっと多いんです。1日に必要な水分量は、実は幼いほど多くなります。
体重1kg当たりで、
新生児 50〜120ml
乳児 120〜 150ml
幼児 90〜100ml
学童 60〜80ml
といった水分量を身体は欲しているのに対し、成人は40〜50mlで十分。子供たちが脱水症状にならないよう、血栓予防の観点からも、1時間ごとなどこまめに水分を摂取するよう気をつけてあげましょう。
ワンピース作者も応援…熊本県の復興が待たれます
画像:twitter.com.
未だ余震が続いており、緊張状態にある熊本県。
普通の日常生活でさえ育児が大変なのに、ストレスフルな避難生活を思うと、敬服するばかりです。
1日も早く日常生活を送れるよう、復興を祈っています。
引用元:
妊婦&ママは要注意!赤ちゃんってエコノミー症候群にならないの?その疑問に答えます(mamari)