神戸・ポートアイランドの新たな兵庫県立こども病院の建物で15日、県のドクターヘリの運航訓練があった。5月の移転・開院を前に、病院屋上に設けられたヘリポートを使って患者を搬入する手順を確認した。

 同病院は現在、神戸市須磨区高倉台1にある。ドクターヘリに乗せられた患者はポートアイランドの神戸ヘリポートに降り、運ばれている。しかし、新病院(地上7階、地下1階)では、搬送時間が30〜40分短縮できるという。

 訓練は、東播磨地域のけいれんが止まらない1歳男児を移送する想定。午前10時5分に県立加古川病院をドクターヘリが飛び立ち、約10分で到着した。医師らは救急専用エレベーターで患者役を1階まで素早く運び、必要な処置を確認した。

 こども病院は3次救急機関。上谷良行・小児救急医療センター長は「これまでよりも便利になり、離れた地域の患者も受け入れやすくなる」と話した。

 21日にも滋賀県からの搬送訓練があるほか、広島県の重症患者の転院申し入れが来ているという。

 同病院の一般外来は22日にいったん閉め、5月6日から新病院で受け付ける。


引用元:
ドクターヘリ搬送訓練 5月移転の新こども病院(神戸新聞)