乳幼児と母親が“先生”となり、学校や高齢者施設を訪問して交流する「赤ちゃん先生プロジェクト」がこのほど、協同の苑東二見デイサービス(兵庫県明石市二見町)で行われた。母子6組がデイサービス利用者約20人と触れ合った。
NPO法人「ママの働き方応援隊」明石校から0〜2歳の子どもとその母親が訪問。歌を歌ったり指遊びをしたりした。「抱っこしてもらえますか」と赤ちゃんをひざに乗せると、高齢者らは「かわいらしい」「孫みたいやねえ」と目を細めていた。
デイサービス利用者の中には認知症患者もいるが、赤ちゃんとの触れ合いは「いい刺激になっている」と管理者の田畑利樹さん。一方、同法人明石校代表の松田実也さんは「『来てくれてありがとう』と感謝されることで母親も励まされ、孤独になりがちな子育てを乗り切れる」とその効用を強調する。
同デイサービスでは火、木、土曜日の午後2〜4時、一般の人も利用できるカフェをオープン。利用者が給仕を務める。この日も近隣に住む母子3組の飛び入り参加も。田畑さんは「赤ちゃんらとの交流を定例化し、近隣住民がもっと気軽に集える場にできれば」と抱負を語った。(片岡達美)
引用元:
高齢者と赤ちゃんが触れ合い交流 明石(神戸新聞)