発達障害がある子どもの自立支援に取り組む臨床心理士の山本登喜子さん(60)=左京区。20年以上飲食店を経営したあと大学に通い、資格を取得した異色の経歴を持つ。今年1月、発達障害がある子を育てる母親に向けたアドバイスを一冊の本にまとめた。「ママの負担が少しでも軽くなれば」と願いを込めた。
山本さんは2010年から同区の療育機関「かも川親子の療育室」を主宰する。障害がある子どもたちが社会で自立していけるよう支える「療育」が専門。特に未就学児に対し、玩具やカードで言葉や数字を教えたり、食事のとりかた、トイレの使い方など、学校生活でのふるまいについて教えたりして、義務教育への橋渡しをする。
大学卒業後、大阪・梅田で夫とともにすし屋とフグ料理店の2店舗を切り盛りしてきた。銀行員やマスコミ関係者、ホテルの従業員、芸能人、音楽家と、様々な職業の客が訪れる人気店だった。仕事の時とは違った顔を見せる人もいる。忙しい合間に来て黙々と食事をする人もいる。千差万別な客の内面を垣間見て、人の心に興味を持った。
引用元:
京都)発達障害に悩むママへ 臨床心理士の山本さん出版 (朝日新聞)