厚生労働省のエイズ動向委員会は1日までに、2015年に新たにエイズウイルス(HIV)感染が判明した人の数は1413人で、過去9番目だったとの速報値を明らかにした。前年は1546人で2年連続の減少となった。
委員長の岩本愛吉・日本医療研究開発機構科学技術顧問は「感染予防策の普及啓発と治療薬の進歩で、少しずつ新規感染者は減っているのでは。ただ、今後日本を訪れる外国人が増えるとみられ、動向を注視する必要がある」と話している。
検査を受けずに発症して初めて感染が判明したのは423人で、新規感染者の約3割を占める状況が続く。委員会は保健所が無料で実施する匿名の相談や検査を積極的に利用するよう呼びかけている。
年齢別では20〜40代が多かった。女性は76人と少ないが過去3年間は増加傾向にあるという。保健所などが実施した抗体検査は約12万8千件で、前年の約14万5千件から減少。献血での検査陽性件数も減っていた。〔共同〕
引用元:
エイズ感染者、2年連続減少 15年1413人 (日本経済新聞)