子宮頸(けい)がんワクチンの接種後に痛みやしびれなどの症状を報告した人が11月末現在で、県内15市町村29人に上ることが県の調査で分かった。県は庁内に総合相談窓口を設置し、相談の受け付けを始めた。18日の12月定例県議会一般質問で水野さち子議員の質問に鈴木淳一保健福祉部長が答えた。
子宮頸がんワクチンは2010(平成22)年11月に公費助成が始まり、13年4月に小学6年から高校1年相当の女子への定期予防接種に加えられたが、副作用を訴える声が上がり、厚生労働省が同年6月、接種を積極的に勧めることを中止した。
県によると、定期接種となる前は、症状の報告義務がなかったため、県は10〜12年度の状況を把握できなかった。県が市町村に照会調査を行ったところ、10〜12年度に症状を訴えた人が6人確認され、13年度以降に報告があった23人と合わせ29人に上った。
一方、県によると、県内で子宮頸がんワクチンの接種を受けた人は10年度が2157人、11年度が2万9961人、12年度が8980人。県は、各保健所で子宮頸がんワクチンに関する相談に応じてきたが、医療や生活、教育など多岐にわたる相談に一元的に対応するため、11月に県健康増進課内に総合相談窓口を設置した。
引用元:
15市町村の29人が報告 子宮頸がんワクチン接種後症状(福島民友)