10月は「ピンクリボン月間」です。乳がんの早期発見の大切さと検診受診を呼びかける運動で、1980年代に米国で始まりました。

 日本人女性の罹患(りかん)者数は増加傾向にあり、12人に1人がかかるといわれています。死亡者数も増えており、女性の壮年層(30〜64歳)のがんによる死亡原因のトップとなっています。

 ピンクリボン運動の広がりとともに検診の受診率は向上し、40%を超えました。しかし、厚生労働省が掲げる「平成29年までにがん検診受診率50%達成」という目標にはまだ届いていないのが現状です。

 乳がんは早期に発見し、治療を開始すれば90%以上の人が治るといわれています。40歳を過ぎたら、2年に1度は検診を受けましょう。あわせて、毎月1回はセルフチェックを行うことを習慣にしましょう。

 花王では平成19年からピンクリボンキャンペーンを行ってきましたが、今年は風呂場や平らな壁、鏡などに、水でぬらして貼って使えるセルフチェックシートを作成しました。百貨店の化粧品売り場などで配布しています。シートにはセルフチェックの方法がイラストとともに書かれていますので、入浴時などにご活用ください。

 日々の忙しさからつい、忘れてしまうこともあるかもしれません。そのようなときにはiPhone(アイフォーン)向けの「ピンクリボンアプリ」を活用してみるのも一つです。アプリでは、毎月のセルフチェックの履歴などを登録することができ、チェックすることを忘れないように知らせてくれる機能もあります。

 継続的なセルフチェックと定期的な検診の受診で、健康な体を保ちたいですね。(花王 社会貢献室)=次回は15日掲載予定


引用元:
ピンクリボン 月1回のセルフチェックを習慣に(産経ニュース)