猛暑日が続くと、子どもも大人も食欲がなくなってしまいますよね。でも子どもが食べない理由を「最近暑いし、夏バテかしら」と放っておくのはキケンです。もしかしたら、夏に多く発生する感染症にかかってしまい、お口の中に“痛くて食べられない”症状があるのかもしれません。
今回は夏真っ盛りの今、夏カゼの1つである“手足口病”について、気をつけたいことをママ歯科医師がお伝えします。
■手足口病に「かかりやすい年齢」は?
手足口病は生後6ヶ月〜4、5歳頃の乳幼児期に多い病気で、夏に流行るのが特徴です。
病気の原因となるウイルスは、主にコクサッキーウイルスA6、A16、エンテロウイルス71(EV71)で、その他、コクサッキーウイルスA10などが原因になることもあります。このように、原因のエンテロウイルスの型がいくつもあるため、何回もかかってしまう場合も。
感染経路は唾液などの飛沫感染、接触感染、便からの感染があります。感染を防ぐためにも、普段からのきちんとした手洗いが大切です。感染力は強く、症状が出る前や水泡が消えたあとも感染するため、症状のある時期だけ隔離してもあまり意味がありません。
■「手・足・口以外」に発疹がでることも
感染して3〜5日後に、手、足、口の中などに“水疱性の発疹”ができるためこの病名がつけられていますが、原因となるウイルスの型によっては発疹の出方が異なるので“手足口病”という名前にとらわれないことが重要です。肘やお尻にでたり、手足の発疹が少ない場合もあります。機嫌が悪かったり、食欲が落ちたり、発疹を見つけたらまずは小児科を受診しましょう。
熱は37〜38度くらいで1〜2日間くらい続くことがほとんどですが、全く熱が出なかったり、胃腸系の症状が出たりすることもあります。
■こんな症状がみられたら要注意!9つの症状と対処法
基本的には症状の軽い病気ですが、怖いのが合併症です。まれに髄膜炎や脳炎、心筋炎を起こすことがあります。子どもの様子をしっかりと毎日チェックするのがポイントです。
以下の症状がみられた場合は、至急受診しましょう。
(1)高熱が出る
(2)発熱が2日以上続く
(3)嘔吐
(4)頭痛
(5)視線が合わない
(6)呼んでも反応しない
(7)呼吸が速い
(8)水分が取れずにおしっこがでない
(9)ぐったりとする
手足口病は残念ながら現在特効薬がないため、1週間くらいで自然に治るのを待ちます。口の中の水疱は痛むため、刺激の強い食事やしみるような食事を避けつつ、水分を十分に与えましょう。口の症状が治れば普通に食事をすることで、体力も回復しやすくなります。
いかがでしたか?
手足口病は保育園などの集団生活では、どうしても感染することの多い病気です。感染した場合は経過をしっかりとみながら園の先生と相談して休ませてあげることも大切です。
水分補給はこまめに行なってあげ、少しでも辛い症状をやわらげてあげましょう。
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引用元:
暑さのせいじゃないかも!「赤ちゃんの食欲がない時」にチェックしたい9つの症状(楽天WOMAN)