出産や子育ての情報提供に取り組む一般財団法人「1more Baby応援団」(東京、理事長・森雅子前少子化担当相)が結婚14年以下の男女計約3000人に実施した調査で、2人目以降の出産をためらう「第2子の壁」があるとの回答が75%に上ったことが16日、分かった。経済的な理由のほか、第1子の子育ての影響、仕事上の理由を挙げた人が多かった。
一方で約8割が理想の子どもの数を「2人以上」と回答。2014年の国の人口動態統計(概数)でも明らかになった「第2子の壁」解消に向け、同法人の秋山開専務理事は「政府、自治体、企業が連携した対策が必要。特に仕事と家庭を両立する上で影響が大きい企業の協力が重要で、上司だけでなく同僚らの理解を促進する必要がある」としている。
調査は4月にインターネットの会員制サイトを通じて、結婚14年以下の男性(20〜49歳)604人、女性(20〜39歳)2357人に実施した。
その結果、「第2子の壁」については75%が「存在する」と回答。原因(複数回答)は「経済的な理由」が86%で最も多く、「1人目の子育てで手いっぱい」43%、「自身や配偶者の年齢的理由」42%、産休の取得しやすさや職場復帰など「仕事上の理由」38%などが目立った。仕事をしている母親に限ると「仕事上の理由」は64%に上った。
また2人目の壁解消に必要な対応に関しては「出産・育児費用、教育関連費用など経済的なサポート」が81%、「休職や復職のしやすさなど仕事面のサポート」45%、「長時間労働の短縮など自身や配偶者のワーク・ライフ・バランスの改善」が44%と高かった。
一方、実際の出産予定とは別に「理想の子どもの数」を尋ねると「2人」としたのは48%、「3人」28%、「4人以上」3%だった。「1人」は15%、「0人」は5%。また、実際に2人以上の子どもを出産した男女の97%が「満足している」と答えた。(共同)
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引用元:
第2子出産:ためらう75%…経済的理由など 財団調査(毎日新聞)