京王線調布駅南口に新たな子育て支援施設「こどもとフラット」が二十一日オープンする。一時預かりや遊び場の機能を備えた施設と、親たちが交流できるカフェを併設。市民の要望を受けて調布市が場所を提供し、事業者の運営をサポートする。 (竹島勇)

 施設は、再開発ビル「セントラルレジデンス調布」(布田四)二階。一日から事業を始めた「プレイセンターちょうふ」と、二十一日午前十時に本格的に営業を始めるカフェ「aona(アオナ)」からなる。

 「気軽に子どもを預けられる施設、雨の日でも子どもが遊べるスペース、親同士の交流を図る場所がほしいという市民の声が多くあった。にぎわい創出にもつながる」と市の担当者。それぞれの運営事業者に、市が権利を持つビル内のフロアを無償で提供した。

 「aona」は二百七十六平方メートル。総天然木の板張りの床と畳敷きのスペースがあり、靴を脱いで上がる。テーブルやいすは多摩産材や調布市などで伐採された木を使用。スタイリッシュだが温かみを感じる。

 店名は「青い菜っ葉」から。自慢のメニューは調布産コマツナなど地元産野菜を生かした定食やカレーなどで、ドリンク類やスイーツも用意。遊び疲れた親子向けという定食とカレーなどをセットにした「帰ったらお風呂だけセット」(千二百円)も。平日午後五時以降と土日祝日は生ビールとワインも提供。工芸品の展示販売コーナーもある。

 市内で子育て支援活動を続けるNPO法人ちょうふ子育てネットワーク・ちょこネットが運営。竹中裕子理事長は「大事にするのは人のつながり。子育て情報の交換や世代間交流の場にして孤立して子育てに悩む人をなくしたい」と話す。

 プレイセンターちょうふは二百十三平方メートル。市在住の未就学児童を対象にした一時預かり保育や定期利用保育を有料で受けられる。社会福祉法人調布白雲福祉会が運営する。親子が無料で遊べるスペースもあり、子どもたちが滑り台やブロックで遊んでいた。一歳二カ月の長女を週二日預けている母親(35)は「フルタイムでなく働く私には便利。単発で数時間預かってくれるコースもあるので、時には子どもを預けて夫とデートするのもいいかなと思います」と話した。

 問い合わせは、aona=電050(3745)8864、プレイセンターちょうふ=電042(499)2102=へ。



引用元:
調布駅前に新施設、きょうオープン 子育て支援・遊び場とカフェ フラット立ち寄って(東京新聞)